PD300-IRG | レーザ フォトダイオードセンサ 通信帯域 低出力レーザ測定 | パワーセンサ – レーザ計測のオフィールジャパン
PD300-IRG | レーザ フォトダイオードセンサ 通信帯域 低出力レーザ測定 | パワーセンサ – レーザ計測のオフィールジャパン

PD300-IRG

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概要: 

PD300-IRGは通信帯域用の高感度フォトダイオードセンサー。 ファイバー光および空間光測定、有効口径5mm、着脱可能な外部フィルター付き、フィルター未装着時の測定波長範囲800 - 1700nm、測定パワーレンジ10pW-800uW。フィルター装着時の測定波長範囲950-1700nm、測定パワーレンジ20uW-150mW。 センサーのケーブル長は 1.5 mでご用意があります。

仕様

  • N.A.
  • Ø5mm (max)
  • 800-1700nm
  • 10pW-200mW
  • N.A.
  • N.A.
  • Ø30 W x 29 D (mm)
  • 100μJ
  • 5W/cm²
  • 0.2 s
  • N.A.
  • N.A.
  • 200mW
  • CE, UKCA, 中国RoHS
センサのモデル選択には、センサファインダが便利です。
または弊社までお気軽にお問合せください。

FAQ

PD300フォトダイオードセンサの「バックグラウンド除去機能」とは何ですか?

オフィール社のフォトダイオードセンサPD300、PD300-1Wセンサシリーズは、自動バックグラウンド除去機能(特許取得済み)を搭載しているので、室内光などのノイズを除去したレーザ出力測定が可能です。(外部フィルタは、低出力測定時には取り外して使用します。)オフィール社のフォトダイオードセンサには1台に2つのディテクタが並列しており、先端の第1ディテクタの方にレーザ光を入射します。第1ディテクタとハンドル側の第2ディテクタの両方でバックグラウンド光が検出されるようになっています。従って第1ディテクタで検出した値から、第2ディテクタで検出したバックグラウンド光を除去して、レーザ出力測定を行っています。

室内のバックグラウンド光が、安定しているいないに関わらず95%から98%のバックグラウンド光を自動除去します。

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PD300フォトダイオードセンサの全てのレンジにおける校正誤差は+/-3%とカタログ仕様に記載されています。この値は読み値の3%ですか?それとも全てのレンジでフルスケールの3%ですか?

フルスケールの5%以上の時に、校正誤差+/-3%になります。誤差は直線的に変化します。

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ファイバアダプタを使用する際に、ファイバ使用と校正におけるパワーの損出をどのように扱ったらよいでしょうか?

オフィール社のフォトダイオードセンサを含む全てのパワーメータは、ファイバ端からセンサまで空間があります。

大気中でのファイバから照射されたパワーを測定するので、反射によるファイバ光の損失は考慮していません。実際の測定に際には、損失が起こらないようにファイバを接続した上で、損失値を読み値に追加します。損失率は一般的に4%程度です。従ってパワーメータでの読み値が100mWの場合、実際のパワーは104mWということになります。測定を行う前にお気軽にご相談ください。

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PD300に付属の外部フィルタ装着した状態で、同時にファイバアダプタを使用できますか?

可能です。PD300に外部フィルタを装着した場合でも、未装着でもファイバアダプタを使用できます。

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ファイバ出力を測定する場合、ファイバ先端をPD300のディテクタに対してどのように設置すべきですか?

PD300フォトダイオードセンサは、ディテクタ表面に対してファイバを押し付けて測定するようには設計されていません。そうしてしまうと、出力密度が高くなりサチレーションで読み値が低くなってしまうか、ディテクタの反射がファイバ先端に戻り読み値が高くなってしまう可能性があります。最良の読み値はファイバからの直径が2-5mmに拡がった位置になります。従ってファイバからセンサの距離をいくぶん離す必要があります。ただし距離を取りすぎるとビーム裾野の出力が検出できないので、読み値が低くなります。測定についてご不明の場合は、お気軽にお問合せください。

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計測器は校正を受ける必要がありますか。ある場合、校正を受ける頻度をお知らせください。

特に指定がない限り、オフィールのセンサー及びディスプレイは購入日から18か月以内に初回の校正を受けて頂く事をお勧め致します。その後は年次定期校正を受けて頂く事を推奨致します。

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動画

FAQ:低出力レーザパワー測定用フォトダイオードセンサ FAQ:低出力レーザパワー測定用フォトダイオードセンサ
低出力パルスレーザの平均パワー測定方法 低出力パルスレーザの平均パワー測定方法 低出力パルスレーザの平均パワー測定方法

フォトダイオードセンサを使って、nW-mW程度の低出力パルスレーザの平均パワーを測定する際に、考慮すべきことについて。

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低出力レーザパワー測定用フォトダイオードセンサについてベーシック編。

チュートリアル&ブログ

チュートリアル

レーザパワーセンサ概要

異なる材料の2本の金属線を接続して1つの回路(熱電対)をつくり、ふたつの接点に温度差を与えると、回路に電力が発生するという現象がおきます。   パワーメータのサーモパイルはいくつもの熱電対が図のように連続して接続され、同心円状に配置してあります。レーザ光をセンサディスクの中心部に照射すると光は吸収され熱へと変換されます。この熱はディスクの外周方向に放射状に放熱されます。このとき内周部(温点)と外周部(冷点)に温度差を生じ電力を発生します。各熱電対からは温点と冷点の差分が信号として出力され、連続して接続している各熱電対からの信号を積算して電位差(熱起電力)の形で検出します。温点と冷点の差分を見ておりますので周囲環境温度が変化しても(急激は不可)、温点と冷点に温度差が生じることがなく熱起電力が発生しません。  詳細を見る

フォトダイオードセンサの損傷理由と仕様許容範囲

正しくご使用いただければ、修理せずに何年もご利用いただくことが可能で、実際10年以上もトラブルなく使用されているユーザもいらっしゃいます。長寿命で高信頼性というオフィール社の製品の特長を享受いただくために、フォトダイオードセンサの正しい使用方法とメインテナンスのための参考資料としてご利用ください。 調査、修理がご必要な方は販売代理店または株式会社オフィールジャパンまでお問合せください。  詳細を見る

レーザパワーセンサ/エネルギセンサの正しい選択方法

レーザパワーセンサ/エネルギセンサの選定にお困りの方は、販売店または弊社までお問合せください。パワー/エネルギメータの選択は簡単に見えますが、必要なパワー/エネルギレンジだけで選択するわけではなく、他の重要なレーザ要素も考慮します。選定を誤ると正確な測定が出来ず、センサにも損傷を与える可能性も生じます。 動画を見る  詳細を見る

レーザ出力測定時の環境条件

レーザパワーメータの性能を最大限に使用するために、ご使用時の環境条件(環境温度、湿度など)についてまとめました。  詳細を見る

オンライン・センサファインダ

ウェブ上で簡単にパワーメータの選定が行えます。また、モデルの選定は販売代理店または弊社でも承っておりますのでご遠慮なくお問合せください。  詳細を見る

アクセサリ

上記のセンサに対応するアクセサリを各種ご用意しています。