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カタログ&取説
FAQ
拡散ビームを測定する場合の積分球センサの原理について教えてください。
積分球センサの原理
積分球は拡散光の測定に使用されます。下図の通り、積分球の内部には高反射コーティング(一般的に反射率99%、非鏡面反射)が施されています。 従って拡散光が積分球の内壁に入射されると、反射と拡散を繰り返し、積分球の内壁のどの部分においても同じ分布強度となります。
3A-IS積分球センサシリーズ
オフィール社の積分球センサ3A-ISシリーズはフォトダイオードセンサに50mmの積分球が2つ採用されているので、入射ビーム拡がり角の依存性が非常に低くなっています。さらにディテクタに入射された光は強度が大きく低減され、フォトダイオードのサチレーションレベルが1mW程度であるにも関わらず最大3W程度のパワーが測定可能です。3A-ISは積分球とシリコンフォトダイオードを採用し波長域400-1100nmに対応、3A-IS-IRGはInGaAsと積分球を採用し波長域800-1700nmに対応しています。
積分球センサ使用時の注意点と校正時期について教えてください。
ファイバアダプタを使用する際に、ファイバ使用と校正におけるパワーの損出をどのように扱ったらよいでしょうか?
PD300に付属の外部フィルタ装着した状態で、同時にファイバアダプタを使用できますか?
ファイバ出力を測定する場合、ファイバ先端をPD300のディテクタに対してどのように設置すべきですか?
PD300フォトダイオードセンサは、ディテクタ表面に対してファイバを押し付けて測定するようには設計されていません。そうしてしまうと、出力密度が高くなりサチレーションで読み値が低くなってしまうか、ディテクタの反射がファイバ先端に戻り読み値が高くなってしまう可能性があります。最良の読み値はファイバからの直径が2-5mmに拡がった位置になります。従ってファイバからセンサの距離をいくぶん離す必要があります。ただし距離を取りすぎるとビーム裾野の出力が検出できないので、読み値が低くなります。測定についてご不明の場合は、お気軽にお問合せください。
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光ファイバから照射されたビームの出力測定についての留意点
通信帯レーザのパワー測定用オフィール・パワーセンサについて。
チュートリアル&ブログ
積分球センサでの拡散ビームパワー測定用
仕様
- Ø12mm
- 800-1700nm
- 1µW-3W
- 68 L x 95 W x 46 D (mm)
- 500µJ
- 0.2kW/cm²
- 0.2 s
- 3W
- N.A.
- N.A.
- CE, UKCA, 中国RoHS
アクセサリ
-
SC ファイバーアダプター
7Z08227このファイバーアダプターは、パワーセンサーとエネルギーセンサーを標準のSCタイプファイバーに接続するために使用します。 多くのセンサーは、すべてのファイバーアダプターに接続するための追加の取り付けブラケットが必要です。 詳細については、以下のデータシートをご覧ください。 -
ST ファイバーアダプター
7Z08226このファイバーアダプターは、パワーセンサーとエネルギーセンサーを標準のSTタイプファイバーに接続するために使用します。 多くのセンサーは、すべてのファイバーアダプターに接続するための追加の取り付けブラケットが必要です。 詳細については、以下のデータシートをご覧ください。 -
FC ファイバーアダプター
7Z08229このファイバーアダプターは、パワーセンサーとエネルギーセンサーを標準のFCタイプファイバーに接続するために使用します。 多くのセンサーは、すべてのファイバーアダプターに接続するための追加の取り付けブラケットが必要です。 詳細については、以下のデータシートをご覧ください。 -
SMAファイバアダプタ
1G01236SMAファイバアダプタ
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3A-IS ファイバーアダプター用マウントブラケット
7Z08213ファイバーアダプター・マウントブラケット(1ヶのブラケットが全てのファイバーアダプターに対応)