
VCSEL
はじめに
垂直共振器型面発光レーザ-(VCSEL)は半導体レーザーダイオードの一種です。端面発光レーザーダイオードとは異なり、VCSELは上方に発光するので、単一チップ上に数百もの発光体を含む発光体アレイとして容易にパッケージングすることができます。 VCSELの他の特徴:
- 波長帯域:650 nm - 1080 nm、1550 nm。
- 出力範囲:mW~W
- 高変調帯域幅
VCSELは最初に通信分野で使用され、そして今日ではセンシングアプリケーション用の光源として広範に利用されています。低出力(mW)アプリケーションには顔・ジェスチャー認識、近接センサー、拡張現実(AR)ディスプレイなどがあります。高出力(W)アプリケーションにはロボット工学用のLIDAR、UAV、自律走行車などがあります。これらの最新アプリケーションはバッテリーによって作動する関係で、消費電力を最小限に抑える必要があります。そのため、VCSELのパワー、ビームプロファイル、ノイズなどを特性評価することが不可欠です。
VCSELは多くの場合、パルスモードで使用され、非常に幅の広いビームを生成する走査光学系、もしくは受動光学系と関連しています。こうしたことからVCSELの試験・計測は難しい作業となっていますが、Ophirではこの作業に最適のツールを提供しています。
See also our High Speed, Multifunctional Integrating Spheres which enable simultaneous measurement of multiple laser parameters including: power, pulse characteristics & spectrum.
パワー、エネルギー、放射照度測定ソリューション
- 積分球
- サーモパイルパワーおよびエネルギーセンサー
- 放射照度センサー
ビームプロファイル測定ソリューション
- CCDカメラとスリットスキャン式ビームプロファイラー
- ニアフィールド、ファーフィールド、および角度分布のビームプロファイル測定向けソリューション
パルス形状とノイズの時間特性評価
- 高速フォトダイオードディテクター
OEMソリューション
- OphirではOEMユーザー向けにカスタマイズされたソリューションを提供しています。